宿泊記

湯畑の喧騒から離れた湯宿「和える宿 高松」

2023年9月28日

草津温泉の観光スポットとして良く知られている湯畑から徒歩5~6分程の所にある「 和える宿 高松」に宿泊してきました。
こちらのホテルは「喜びの宿 高松」の新館として新しくオープンした宿で全室バルコニー付きの和モダンなホテルとなっています。

旅館に入ってすぐに靴をスリッパに履き替えこじんまりとしたロビー(フロント)でチェックインを済ませます。
部屋には入れませんが荷物を預かってもうらうついでにチェックインの手続きをした為、他のお客さんがいなくゆったりと手続きをする事ができましたが、混雑した時間だとロビーの空間が狭い為待つのが大変かもしれません。

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ラウンジ

フロントの奥には朝食会場も兼ねているラウンジがあります。
通りに面したカウンター席とテーブル席があり、フリードリンクのお茶や水なども設置されていて、24時間自由に飲むことができます。
また、パソコンとプリンターがそれぞれ2台ずつ備え付けられているので、ビジネスや観光情報の検索等に使う事ができます。

モダン和室ツイン

客室は2階~4階の全23部屋で4階は露天風呂付の特別室とコインランドリーになっていて、カードキーをエレベータ内にかざさないと必要な階へ行かないようになっています。
今回宿泊したモダン和室ツインはスタンダードな客室で決して広くはありませんが、ベットは1人では十分な広さの上にベットサイド左右にコンセントとUSBの差し口がそれぞれ付いている為(1人2つずつ使用できます)、携帯やモバイルバッテリーなどの充電に不自由しませんでした。また、ソファにあるサイドテーブルも足に車が付いていて自由に動かせるのでベット脇に動かして使ったりすることもできました。

喜びの宿 高松(本館)での夕食

今回は1泊2日食付きで「上州和牛会席」付きプランでの宿泊でしたが、夕食は徒歩1分の所にある本館「喜びの宿 高松」での食事となります。

喜びの宿 高松での食事は4階の「喜和味」でとなります。
食事内容は「上州和牛会席」と言う事で以下のような食事が席に用意されていましたが、焼き物と油物はそれぞれ2つの中から1つずつ選ぶ形で、西京焼きとハモの揚げ物を選びました。

【先付け】旬の豆腐料理
【八寸】 季節の彩り
【お造り】地産 清流鱒、勘八、帆立貝柱、蛍烏賊、湯葉葡萄
【鍋物】 上州黒毛和牛
【焼き物】旬の焼き物
【口直し】群馬名物 葡萄蕎麦、薬味
【油物】えびの天ぷら or ハモの油物
【食事】 銀飯 止め椀、白味噌仕立て 香の物
【水菓子】マンゴープリン、旬の果実、カットケーキ

鍋物は上州黒毛和牛のすき焼きで、火をつけた鍋に上州黒毛和牛を入れて、卵をつけて食べます。メニューの中で上州和牛を使ったものはこの鍋物のすき焼きのみでしたが、全体的に色々なメニューがあり、味もボリュームも満足のいく料理となっていました。

入替制の2つの大浴場

部屋にはユニットバスがありますが、「和える宿 高松」ではサウナと岩盤浴のある2つの大浴場があり、15:00~0:00と4:00~10:00の男女入替制となっています。なお、こちらの宿の温泉は強酸性の泉質が特徴で効能が高く、殺菌力の強い「湯畑」の源泉を引いているそうです。

草津温泉には湯畑、万代、西の河原、煮川、白旗、地蔵の5つの源泉があります。

ハーフバイキング(朝食)

朝食会場は1階フロント奥にあるラウンジでハーフバイキングとなります。ここの1番のウリは焼き立ての高原パンだそうです。

・クロワッサン
・シヨソン オ ポム
・パン ア ショコラ
・メープルビーカン
・ロールパン
・プレーン食パン
・ミルクチョコドーナツ

ハーフバイキングの名の通り、料理の種類は多くはありませんがバイキングのメニューとは別にメインとして肉料理と卵料理をそれぞれ3つの中から1つずつ選びます。ローストビーフとスクランブルエッグを選びましたが、デザートも付いてボリュームは十分です。

草津温泉の湯畑から徒歩5~6分程離れていますが、かえってその距離のお陰で湯畑の喧騒から離れ、また客室も20数室と多くないので、宿ではゆったりと過ごすことができました。草津温泉に行かれる際は宿泊施設の候補の1つとしてお勧めです。もし機会があれば是非利用してみて下さい。なお、公共交通機関を利用する場合、起点となる草津温泉バスターミナルへの送迎もありますので、宿までの距離はそれほど気にならないかと思います。