2017年10月2日
2018年12月10日
世界最大の旅行口コミサイト【トリップアドバイザー】が発表した
旅行者が写真を投稿せずにはいられない「夏のフォトジェニック観光スポット」 | TripAdvisor Gallery
で外国人旅行者編で第8位に選ばれた豪徳寺に行ってきました。
(何故か、このページにアクセスできなくなっていました。)
豪徳寺は小田急線豪徳寺駅から徒歩約15分、もしくは東急世田谷線宮の坂駅から徒歩約5分の所にある曹洞宗(元は臨済宗)の寺院で現在放送中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の井伊家の菩提寺となっています。
紅葉の時期が待ち遠しい境内
正門入って直ぐにこの(↑)ような景色が目に飛び込んできますが、入った瞬間に「紅葉が綺麗かも!!」と思わせる雰囲気があります。
実際、ボランティアの案内の方が11月下旬~12月上旬の紅葉の頃はとても綺麗だと写真を見せてくれながら教えてくれました。
他にも3重の塔?(↓)も紅葉の時期に是非訪れたいと思うような雰囲気があります。
招き猫発祥の地と井伊家菩提寺の由縁
招き猫発祥の地として有名なのが豪徳寺の言い伝えですが、江戸時代に彦根藩第2代藩主・井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった際、この豪徳寺の和尚の飼い猫が門前で手招きするような仕草をしていた為に立ち寄って休憩した所、雷雨が降り始めた。
この猫によって雷雨を避ける事ができた直孝は喜び、
当時荒れていた豪徳寺を立て直す為の多額の寄付をした事に由来しています。
(招き猫発祥の地の言い伝えとしては他にもあり、諸説の中の1つです)
また、この事が縁で豪徳寺は井伊家の菩提寺となり、桜田門外の変で暗殺された江戸末期の大老井伊直弼のお墓もあります←井伊家と言えば、、、井伊直弼が1番有名ではないでしょうか…?
なお、菩提寺とは代々その寺に位牌を納めてある寺を言います。
もう1つの招き猫発祥の説
招き猫発祥の地が豪徳寺とする説としては、直孝が豪徳寺の1本の木の下で雨宿りをしていた所、1匹の猫が手招きしていた為、直孝が近づいた所、先程いた木に雷が落ち、落雷を避けられた事に感謝した、、、
と言う別の言い伝えもあります。
外国人が撮影しに来る招き猫
豪徳寺には招き猫観音を祀る「招猫殿」の横には願いが成就したお礼として奉納された招福猫児がありますが、この様子が外国人達に人気のフォトスポットとなっています。
よく見るとお顔も違いますね(^ ^)←見る角度かな?
有名なゆるキャラのモデル
今でこそ、ゆるキャラが溢れている状態ですが、今のゆるキャラの地位を獲得した(と自分は思っている)
彦根城のゆるキャラ「ひこにゃん」
実は、このひこにゃんはこの豪徳寺の招き猫がモデルとなっています←知ってました?(^ ^)
彦根藩主2代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招きして雷雨から救ったと伝えられる‘招き猫’と井伊軍団のシンボルともいえる赤備えの兜を合体させて生まれたキャラクター
と公式HPにもしっかりと書いてあります。
周りにはそんなに有名な観光地はありませんが、外国人も訪れる招き猫発祥の地の伝説がある豪徳寺に是非、1度来てみては如何ですか?(^ ^)/
豪徳寺の晩秋に見る紅葉(2018年12月25日追記)
2018年12月10日、豪徳寺を再訪しました。
残念ながら紅葉の見頃は1週間前に終わってしまったようですが、、、折角なので、豪徳寺の紅葉をアップしました。
門を入って右側はすっかり落葉してしまっていますが、左側はまだ紅葉を見る事ができました。招き猫たちの後ろにも紅葉が見えますが、やはり見頃を過ぎているせいか、少し見ごたえがありません。
また、前回は気付きませんでしたが、豪徳寺の境内にある三重塔には一瞬本物と見間違う猫の置物(?)があります。
今回はタイミングを逃して紅葉の見頃を見る事ができませんしたが、本格的な紅葉は来年以降のリベンジです!