おでかけ

かつての梅の名所「吉野梅郷」での観梅

2023年3月5日

東京都青梅市にある吉野梅郷で開催されている「梅まつり」に行ってきました。

今回訪れた梅の公園(吉野梅郷)はかつては「梅の名所」と呼ばれていましたが、梅輪紋ウィルスに日本で初めて感染していることが確認され、2014年に全ての木が伐採されました。その後、2016年秋より再植樹され現在では伐採前と変わらない本数となっているそうです。

梅輪紋ウィルスは、梅やスモモ、モモなどが感染するウィルスで、感染すると葉の緑色の薄い部分ができる症状等があり、海外では果実が変形して収穫量が減少するなどの報告があります。また、国内では植物防疫法に基づき重要病害に指定されています。

植物貿易法は、植物に有害な動植物を駆除し、及びそのまん延を防止し、もつて農業生産の安全及び助長を図ることを目的とする法律です。

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吉野梅郷(梅の公園)と梅まつりの概要

吉野梅郷(梅の公園)まではJR青梅線「日向和田駅」から徒歩15分程の所にある山の斜面を利用した自然公園です。

開催期間:2023年2月28日(土)~3月31日(金)
会場:吉野梅郷(梅の公園)
入場料:無料

吉野梅郷の梅

吉野梅郷はかなりの丘陵地にあり、梅は5種類、その他の花も主なもので8種類の植物があるそうです。

こちらは公園の入り口から撮った1枚ですが、かなりの丘陵なのがわかります。

吉野梅郷では丘陵を登ったり下ったりしながら梅を見ていくので、所々ベンチがあり、休憩しながらゆっくりと見る事ができます。

丘陵地の上から全体を見るとこんな感じです。

園内で撮影した梅の写真はコチラ。

園内には植え替え前の写真が飾られていますが、梅の名所と呼ばれていた頃のようになるにはまだまだ時間が必要ですね。

昔のような状態になるには時間がかかるかもしれませんが、またこの写真のように辺り一面梅の花で埋め尽くされる時が来るといいですね。

NIWA TOKYO OME

また、梅の公園から300m程進んだ所に手ぶらでBBQとキャンプ体験ができる「 NIWA TOKYO OME」に手打ち梅郷そばのお店があり、お蕎麦を食べる事ができます。
メニューは
・もり蕎麦(800円)
・とろろ蕎麦(1,200円,デザート付)
・鴨せいろ蕎麦(1,400円,デザート付)
の3種類と少ないですが、美味しい蕎麦を食べる事ができますので、もし行かれた際は是非そちらにも足を運んでみて下さい。ただ、席数が少ないのでお昼の時間だと待つことも考えられるので時間に余裕を持って行かれる事をお勧めします。
(営業時間は金・土・日・月の11:00~16:00となっています。)