日帰り旅行

「トロッコわたらせ渓谷号」で見る紅葉の絶景と列車レストラン

2015年11月23日

群馬県の足尾、桐生などを結ぶわたらせ渓谷鉄道には、「トロッコわたらせ渓谷号」と「トロッコわっしー号」の2種類のトロッコ列車がありますが、大間々~足尾間を結ぶ「トロッコわたらせ渓谷号」に乗ってきました。
トロッコ列車は窓ガラスのないオープンタイプの列車で、風を感じながら渓谷の景色を見る事ができます。
(今回乗車したトロッコわたらせ渓谷号の運転日は4月~11月です)

わたらせ渓谷鐵道株式会社(公式サイト)

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桐生駅から大間々駅までは1両編成の列車で移動します。
この時乗ったのは「けさまる」と言う車両でしたが、わたらせ渓谷鉄道ではいくつかの車両があるようです。

トロッコ列車と車窓に広がる紅葉の絶景

大間々駅でトロッコわたらせ渓谷号専用ホーム(0番線)からいよいよトロッコ号に乗換え☆

トロッコ列車は窓のないトロッコ席(下の写真左)とガラス付きの普通席の車両があり、トロッコ列車への乗車は目的地までの乗車券と別に「トロッコ整理券(大人510円、小学生260円)」が必要です。

トロッコ整理券は乗車日の1ヶ月前の午前11時からわたらせ鉄道の駅窓口、JR東日本の主な駅のみどりの窓口、びゅうプラザ、東武トップツアーズ各支店、JTB各支店、日本旅行各支店、近畿日本ツーリスト各支店で購入する事ができます。
(15名以上の団体は乗車日の6ヶ月前~1ヶ月前迄に本社営業企画課(0277-73-2110)へ申込が必要です)

*運転日や空席状況などはわたらせ渓谷鉄道HPでご確認下さい

わたらせ渓谷鉄道では、「やまと豚」を醤油ベースのタレで仕上げた「やまと豚弁当」と舞茸の混ぜご飯、舞茸の天ぷらなど地元産の舞茸をふんだんに使った幕の内弁当の「トロッコ弁当」があり、車内で景色を楽しみながら食べる事ができます。

今回はトロッコ弁当を注文!
ボリューム満点で価格も税込み930円とかなりお得だと思うので列車のお供にお勧めです!!

*トロッコわたらせ渓谷3号の大間々~神戸間で車内販売されますが、予めレストラン清流に予約した方が良いです。

外の景色を見る前に、、、
トロッコわたらせ渓谷号のトロッコ車両(2号車・3号車)では神戸~沢入間の草木トンネル内で約10分間のイルミネーションの点灯があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トンネルで外の景色が楽しめない変わりに車内で景色を楽しむ工夫ですね♪
そして、窓のないトロッコ席から見る紅葉の絶景♪

大分、紅葉も終わりの頃だったのか、一面の紅葉は見れませんでしたが、それでも渓谷沿いを赤や黄色に染める紅葉は絶景でした。

カーブではトロッコ列車と景色を車窓から一緒に見る事もできます(^ ^)

わたらせ渓谷の紅葉

       

わたらせ渓谷鉄道沿線の観光スポット

わたらせ渓谷鉄道のHPでも紹介されていますが、沿線にはいくつかの観光スポットがあります。
その中でも今回の日帰り旅行で行った所を少しご紹介☆

水沼駅温泉センター

わたらせ渓谷鐵道 水沼駅 温泉センター オフィシャルサイト

わたらせ渓谷鉄道の水沼駅(上りホーム側)に直結してある温泉で、大人600円で日帰り温泉が楽しめます。

温泉施設の前には温泉のマスコット的存在の河童の置物があり、出迎えてくれます。

足尾銅山

トロッコ列車終点の足尾駅より1駅手前の通洞駅から徒歩5分の所にある足尾銅山。足尾銅山は江戸幕府直轄の鉱山として栄えた銅山で約400年の歴史があります。田中正造が訴えて大きな問題として認知された足尾鉱毒事件発端の場所でもありますね。


現在は、観光地としてトロッコ列車に乗って、人形によって当時の採掘状況を再現された全長700mの坑道内が見学できます。

列車レストラン 清流

わたらせ渓谷鉄道の神戸駅で降りると目の前に列車を改装したレストランがあります。

レストラン 清流

これは東武鉄道日光線を走っていた1720系「デラックスロマンスカー」の2両を利用したレストランで、外装は現役当時の塗装色に復元したみたいですが、内装はほぼ当時のまま使っているそうです。

正直、メニューは(個人的に)魅力的なものがありませんでしたが、お茶程度に休憩を兼ねてこの雰囲気を味わうのはアリだと思います。

また、紅葉の時期は列車をバックに紅葉の写真をゆっくり撮る事も可能です。