2016年11月23日
勤労感謝の日に小田急線の成城学園前から東急バスの等々力操車所行きで約40分、等々力下車5分程の所にある23区唯一の渓谷、等々力渓谷に行ってきました。
(この日はバス乗車時間が約1時間でした)
等々力渓谷は武蔵野台地の南端に位置し、この台地面が侵食されて形成された開析谷で東急バス、都営バス「等々力」下車5分、または東急大井町線「等々力駅」下車徒歩3分の所にあります。
等々力渓谷
渓谷の遊歩道入口(↓)から階段を下りると、
赤い橋脚のゴルフ橋が現れます。
これは昭和初期にこの近辺にあったゴルフ場に行く人の為に造れらた事からこの名前がついたそうです。
(もうその時のゴルフ場はありません)
この等々力渓谷周辺には古墳群があり、谷間の崖地に横に穴を掘って造られた3号機横穴が完全な形で残っていて、その中の様子を除く事ができます。
実際にこの横穴から3体の人骨が見つかったそうですが、覗いたその先に12世紀以上の前の人の骨があったと思うとかなり感慨深いものがあります。
この辺は有力な農民の墓だそうですが、等々力渓谷には数多くの湧水があるそうなので
豊富な水によって栄えていたのかもしれないですね。
等々力不動尊
渓谷入り口から谷川沿いに歩いて行くとあまり紅葉している様子は見られませんでしたが、等々力不動尊まで来ると急に紅葉した景色が広がりました(*^_^*)
利剣の橋(↑)を渡るとすぐに不動の滝がありますが…
「滝」と言うとそれなりの高さの所から落差のある大きな水の流れを想像していたんですが、、、
想像とはかけ離れた小さな滝でしたw
(↑の写真の龍?蛇?の口から流れているのが不動の滝でそうです)
この地名の等々力(とどろき)は不動の滝の音の轟き(とどろき)が由来との説もあるそうですが、とても轟いているような大きな流れには見えませんね(+_+)
不動の滝の横の階段を上って行くと等々力不動尊本堂に出ます。
等々力不動尊本堂の境内はイチョウの葉で見事な黄色のじゅうたんが出来てました☆
さらに、展望台(↑の写真右の木の階段の所が展望台になっています)からは見事な紅葉が(*^_^*)
渓谷の谷沢川沿いはあまり紅葉がみられなかったけど、この日はあまりにも寒かった(+_+)
実際、次の日は54年振りに降雪があって、観測史上初の11月の積雪になるほどでしたので、もう少し温かくなって、陽の光が当たる下を歩きたいですねw
イタリア料理店 OTTO
また、谷沢川に沿って渓谷内を歩いて行くと、渓谷に架かる環状八号線の橋「玉沢橋」に出ますが、この橋をくぐって直ぐの所に渓谷を眺めながら食事できるイタリア料理のレストラン「 OTTO」があり、渓谷の緑の中で料理をお洒落に(笑)楽しむ事ができます☆
等々力渓谷からだと渓谷の入り口から谷沢川沿いに遊歩道を10分?位歩いて階段を上った所にあります。
開店11時半の所、11時40分位に着きました←このお店に行く事は決めていたけど、開店時間を調べてなかったw
着いた時には既に店内もお店の外にも人が溢れていたので、ボードに名前を書いて待ちました。
順番が来るまではメニュー表を見ながら待つこと、30分
思った以上に早く席に案内してもらえたかな?
店内の窓際には大きな窓があってすぐそばにある等々力渓谷の緑を見ながら食事が出来ます☆
自分たちは奥の席だったので渓谷を見ながら食事する事はできなかったけどw←こればかりは運ですね(+_+)
(予約可のお店なのでもしかしたら窓際の席を予約する事が出来るのかも・・・?)
マルゲリータとフンギ(←確かw)と品数としては少ないかなぁ~と思いましたが、味は勿論、ボリュームもしっかりあって結構お腹いっぱいになりました。ちなみにカフェの飲み物は食後に運ばれてきます。
この日は生憎の天気の上に渓谷の見れる窓際ではありませんでしたが、天気のいい日に窓際の席だと渓谷を見ながら贅沢な時間が過ごせるような気がします。店内も人が多かったですが、広く窓も大きいせいかあまり圧迫感がなくのんびりと出来ますよ☆