宿泊旅行

晩秋の円通院で見た紅葉と円通院の新緑

2017年12月11日

晩秋と言うよりはもはや冬?の 円通院に行って来ました。

円通院は伊達政宗の嫡孫・光宗の霊廟として1647年に建立された寺院で松島海岸駅から徒歩5分の所にあります。
(いわゆる伊達政宗の孫である伊達光宗の菩提寺ですね)

嫡孫(ちゃくそん):嫡男と正室の間に生まれた男子で家督を継ぐ孫のこと
霊廟(れいびょう):先祖や偉人などの霊を祀った宮

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晩秋の円通院

拝観料300円を払って円通院山門(↑)を通ると直ぐ左手に縁結び観音(↓)(2015年4月29日撮影)があります。

縁結び観音は男性と女性の縁だけでなく、今まで縁が無かった人を取り持つご縁があるそうです。縁結び観音を過ぎると松島湾を白砂、周囲の山をコケで表した石庭があります。
また、天と地には天水橋が架かり、「天の庭」と「地の庭」を結ぶ架け橋を現しているそうです。

東屋・石畳には円窓もあります。

円通院では紅葉の時期にライトアップが催される程に紅葉が綺麗なようですが、門をくぐってしばらくは紅葉は見られず、まさに冬の木々の景色が広がっていたので紅葉は諦めていましたが、境内の奥にある御霊屋・三彗殿(↓)の辺りでは12月にも関わらず紅葉を見る事ができました。

特に東屋・石畳から御霊屋・三彗殿の途中にあるスギ林の自然庭園である「三彗殿禅林 瞑想の庭」近辺は黄色く染まった紅葉が見られました。

円通院の新緑

今回は晩秋の円通院と言う事で紅葉を見る事ができましたが、実は円通院には2年前の春先に1度来ていました。

折角なので、春先、、、新緑の円通院の様子をご紹介☆

訪れたのはG.W.の始まりでもある2015年4月29日だったんですが、今回、ほとんど枯れて何もない草木も春先では新緑に溢れた石庭を見る事ができます。

東屋・石畳の辺りも新緑に溢れていると日本庭園の赴きがとても感じられます。

また、2018年1月1日現在、プロフィール画像としているのはこの時に円窓から東屋・石畳を望んで撮影した写真を使用しています。
現在は変更しています。

苔寺と呼ばれる円通院

境内の奥にある三彗殿には西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれた厨子があり、これを題材にしたバラ園がある事から「バラ寺」としても知られていますが、近年は境内内のあらゆる所にコケが生えている事から「苔寺」とも呼ばれています。

松島には有名な観光スポットが沢山ありますが、春は桜、初夏には紫陽花などその季節の花や景色を楽しむ事ができる円通院にも是非足を運んでみて下さい!

また、円通院のライトアップについてはコチラをご覧下さい。