2024年1月6日
一昨年のクリスマスにクルージングで隅田川に架かる橋を見ましたが、今回隅田川沿いを歩いて橋巡りしてきました。
築地大橋
勝鬨橋
建設当時は船舶の航行を優先させるために可動式の橋として造られ、現在は日本で現存する数少ない可動橋ですが、1980年以降は可動していません。
東京都の試算によると改めて可動させるには10億円がかかるそうです。
上流のほうに向かって勝鬨橋を見るとアーチ部分のライトアップは見えませんが、橋をくぐって下流の方に向かって勝鬨橋を見るとアーチ部分もライトアップされているのが見えました。
*令和5年5月8日から令和9年3月頃まで塗装工事をする関係で足場の設置部分のライトアップを消しているそうです。
更に上流に進んで勝鬨橋を見ると建物から東京タワーが顔を出して橋と東京タワーを一緒に見る事ができます。
佃大橋
この上流の永代橋、先程の下流の勝鬨橋の交通量の増加と1964年の東京オリンピックの関連道路の一環として造られた橋で、戦後初めて隅田川に架けられた橋です。
勝鬨橋から向かっていくとスカイツリーを見る事ができますが、Xの支柱のようなものは次の中央大橋の支柱で、佃大橋は橋げたのみがライトアップされています。
更に進んで、佃大橋を見ると橋げたの下から勝鬨橋、築地大橋を見る事もできます。
中央大橋
隅田川に架かる橋で平成最初に造られた橋で、支柱がライトアップされています。
見る角度によっては橋の支柱の間からスカイツリーを見る事もできます。
永代橋
清洲橋
橋の名前は建設当時の両岸である清住町と中洲町から採られた公募による名称で、関東大震災の震災復興事業として「震災復興の華」として優美なデザインで造られた橋です。
写真は橋を過ぎて下流側に向かって撮った清洲橋です。
新大橋
隅田川に架かる3番目の橋で当時(江戸時代)「大橋」と呼ばれていた両国橋に続く大きな橋と言う事で「新大橋」と名付けられた橋です。
こちらの写真も橋を過ぎて下流側に向かって撮った写真です。
両国橋越しに見るスカイツリー
両国橋はライトアップされていませんが、上流の方へ歩いて行くと両国橋越しにスカイツリーを見る事ができます。
また、両国橋を過ぎると更に上流へ向かう為に隅田川と平行に架かる柳橋を渡っていきます。
蔵前橋
両国橋を過ぎてJR総武線の走る隅田川橋梁を過ぎるとひと際、黄金色に輝く蔵前橋が見えてきます。この橋も永代橋、清洲橋同様に関東大震災の復興事業として掛けたれた橋で、他の橋に比べてきれいにライトアップされている橋だと思います。
厩橋
隅田川唯一の3連アーチ型の橋で、今回の写真ではわかりづらいですが、橋桁は中央が青色、両サイドが赤色になっています。
駒形橋
元々は渡し船の乗り場のあった所で、関東大震災の復興計画によって初めて架橋された橋で、アサヒビール本社のオブジェ「フラムドール」を見る事ができます。
橋に近付いて角度を変えるとスカイツリーも一緒に撮る事ができます。
吾妻橋
浅草エリアとスカイツリーエリアを結ぶ橋で、浅草駅からこの橋を渡る事でスカイツリー方面へ行くことができます。
先程の駒形橋よりもフラムドールに近く、スカイツリーと一緒に写真を撮る事ができます。
東武伊勢崎線の鉄橋
更に上流に進むと東武伊勢崎線の鉄橋がありますが、一昨年クルージングでこの橋を通った時は綺麗にライトアップされていましたが、今回はほとんどライトアップされていませんでした。
クルージングの様子を書いた記事には綺麗にライトアップされた橋を撮っていますので、宜しければそちらの記事を見てみて下さい。
桜橋
X字にクロスする橋で両岸の墨田区と台東区を結ぶ歩行者専用の橋です。
白髭橋
東武伊勢関線の鉄橋から約2km上流に行くと、隅田川に架かる橋でライトアップされている12の橋の中で最も上流にある白髭橋があります。
築地大橋から白髭橋まではかなり距離がありますが、写真を撮りながらだとあまり距離を感じないかと思います。
また、クルージングに比べて自分のペースでゆっくり橋を見る事ができるので機会があれば、歩いて隅田川の橋を巡ってみては如何でしょうか。